Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by norlys - 2016.06.08,Wed
なんだかとても評判が良さげなので、トーテムカムを3本だけ(黄、紫、緑)。

カタログスペックは下記のとおり。
----------------
・Totem Cam
0.80 (黄):17~27.7mm、9kN、83g
1.00 (紫):20.9~34.2mm、10kN、95g
1.24 (緑):25.7~42.3mm、13kN、109g
----------------
Totem Camの紫と緑のサイズレンジは、ほぼほぼBD社のキャメロットC4/X4の同色と同じ。
実際のサイズ感もほぼ同一。
ちなみにキャメロットのスペックは以下のとおり。
----------------
BDキャメロットC4-0.5(紫):19.6~33.5mm、12kN、97g (ULは12kN、74g)
BDキャメロットX4-0.5(紫):19.8~33.7mm、9kN、91g
BDキャメロットC4-0.75(緑):23.9~41.2mm、14kN、116g (ULは12kN、89g)
BDキャメロットX4-0.75(緑):24.0~41.2mm、9kN、112g
----------------
スペック上では、Totem Camの黄色はキャメロットの0.4(灰)より若干大きく、エイリアンの灰色と同じくらい(なのかな...まだ実践投入していないので不明です)。
現行の一般的なカムは、カムローブにステンレス製のスプリングコイルが隣接または内蔵されていて、ローブを押し広げ支持力を得る機構になっています(BDのC4やX4、メトリウスのマスターカム、FIXEのエイリアン、WCのヘリウムフレンズ等)。
一方で、トーテムカム(英文表記疲れたwので以下カタカナで)は、BD社のキャメロットC3と同じスプリングコンプレッション構造。
4つのカムローブそれぞれに接続された、独立した4本のスプリングが羽根をしっかり押さえる形。評判どおり、少しガタついたクラックでも安定しそうだし、ウォーキングもしにくそう。
触ってみると、ステムの引きは決して重くなく、外から内に押す形のスプリングがしっかり効いている手応えあり。
トーテムカムを触った後にリンクカムをいじると、ばねの弾力の弱さにちょっと不安になるほど。いや、リンクカムも好きです。要はケースバイケース。
トーテムカムは見た目複雑な作りな感じ(なにしろカムローブ毎にワイヤー2本とスプリングが接続しているので)、だけど、手に取ってみると意外と軽いです。
ステムもしなやかで柔軟。ケーブルも保護されているので、水平クラックへのセットも問題なさそう。
意外と軽い分、カムヘッドがコンパクトな分、とのトレードオフなのか、同時に若干華奢な印象。花崗岩でごりごり削られたらどうなんだろう…という気もしなくもなく。。
カムに浅め斜めの溝が切ってあるのですが、瑞牆の花崗岩相手だとあっという間に摩耗しそうな悪寒がひしっと。。
材質は鍛造アルミニウム7075-T6(超超ジェラルミン)だそうで、メトリウスのマスターカムと同じ筈なんだけど、仕上げの差なのかエイリアン的な手触り。エイリアンは若干柔らかめの6061-T6。
もっともこの辺のことはよく分からないです。。
カタログスペックは下記のとおり。
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・Totem Cam
0.80 (黄):17~27.7mm、9kN、83g
1.00 (紫):20.9~34.2mm、10kN、95g
1.24 (緑):25.7~42.3mm、13kN、109g
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Totem Camの紫と緑のサイズレンジは、ほぼほぼBD社のキャメロットC4/X4の同色と同じ。
実際のサイズ感もほぼ同一。
ちなみにキャメロットのスペックは以下のとおり。
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BDキャメロットC4-0.5(紫):19.6~33.5mm、12kN、97g (ULは12kN、74g)
BDキャメロットX4-0.5(紫):19.8~33.7mm、9kN、91g
BDキャメロットC4-0.75(緑):23.9~41.2mm、14kN、116g (ULは12kN、89g)
BDキャメロットX4-0.75(緑):24.0~41.2mm、9kN、112g
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スペック上では、Totem Camの黄色はキャメロットの0.4(灰)より若干大きく、エイリアンの灰色と同じくらい(なのかな...まだ実践投入していないので不明です)。
現行の一般的なカムは、カムローブにステンレス製のスプリングコイルが隣接または内蔵されていて、ローブを押し広げ支持力を得る機構になっています(BDのC4やX4、メトリウスのマスターカム、FIXEのエイリアン、WCのヘリウムフレンズ等)。
一方で、トーテムカム(英文表記疲れたwので以下カタカナで)は、BD社のキャメロットC3と同じスプリングコンプレッション構造。
4つのカムローブそれぞれに接続された、独立した4本のスプリングが羽根をしっかり押さえる形。評判どおり、少しガタついたクラックでも安定しそうだし、ウォーキングもしにくそう。
触ってみると、ステムの引きは決して重くなく、外から内に押す形のスプリングがしっかり効いている手応えあり。
トーテムカムを触った後にリンクカムをいじると、ばねの弾力の弱さにちょっと不安になるほど。いや、リンクカムも好きです。要はケースバイケース。
トーテムカムは見た目複雑な作りな感じ(なにしろカムローブ毎にワイヤー2本とスプリングが接続しているので)、だけど、手に取ってみると意外と軽いです。
ステムもしなやかで柔軟。ケーブルも保護されているので、水平クラックへのセットも問題なさそう。
意外と軽い分、カムヘッドがコンパクトな分、とのトレードオフなのか、同時に若干華奢な印象。花崗岩でごりごり削られたらどうなんだろう…という気もしなくもなく。。
カムに浅め斜めの溝が切ってあるのですが、瑞牆の花崗岩相手だとあっという間に摩耗しそうな悪寒がひしっと。。
材質は鍛造アルミニウム7075-T6(超超ジェラルミン)だそうで、メトリウスのマスターカムと同じ筈なんだけど、仕上げの差なのかエイリアン的な手触り。エイリアンは若干柔らかめの6061-T6。
もっともこの辺のことはよく分からないです。。
緑、紫あたりのサイズは、自分にとってはシンハンド~オフフィンガーという悪いサイズ感。なので、ヘッドがコンパクトな方が良いな、と。なので、最近は緑以下はX4がファーストラインで、C4はセカンドラインに降格してしまいました。
(C4は赤より小さいサイズだと、斜めからの荷重に弱いという印象があります。誤魔化しセットができてしまうという点もやや不安要素...。きちんとセットできれば全く問題はなく、ギアではなくユーザー側の問題ですが)
(C4は赤より小さいサイズだと、斜めからの荷重に弱いという印象があります。誤魔化しセットができてしまうという点もやや不安要素...。きちんとセットできれば全く問題はなく、ギアではなくユーザー側の問題ですが)
ともあれ。トーテムカムを随分と手放しでほめてしまった気もするけど、まだ全然実践投入していないので、もしかしたら今後印象が変わってしまうかも。。
それに紫、緑サイズは弾数があった方が安心かも…という想定でトーテムカムを揃えたけれど、トーテムカムの特性的にはより小さいサイズの方が特長を活かせるのかな。ただ、キャメ紫以下のサイズにはマスターカムに絶大な信頼を寄せているし、X4もエイリアンもあるので、マイクロカム系はもういいかな…と。
あと、もうひとつ難点を挙げるとするならば、まだ慣れていないので、折角ラックにぶら下げていても瞬時に取り出す判断が難しい。見慣れないから、というだけなので、使っていく内に慣れていくといいのですが…。
蛇足。
海外のレビューサイトにて「トーテムカムが最も有効な場面はエイドクライミングを含むビッグウォール。トーテムカムはラッキングが若干嵩張るので、フリークライミングならばキャメロットとマスターカムで十分ですぞ」的な記述を拝見しました。うん、まぁ、そうかもですよね。それに紫、緑サイズは弾数があった方が安心かも…という想定でトーテムカムを揃えたけれど、トーテムカムの特性的にはより小さいサイズの方が特長を活かせるのかな。ただ、キャメ紫以下のサイズにはマスターカムに絶大な信頼を寄せているし、X4もエイリアンもあるので、マイクロカム系はもういいかな…と。
あと、もうひとつ難点を挙げるとするならば、まだ慣れていないので、折角ラックにぶら下げていても瞬時に取り出す判断が難しい。見慣れないから、というだけなので、使っていく内に慣れていくといいのですが…。
蛇足。
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Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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