ハードコアじゃない人体実験室

昨日インドアジムに行ったのはいいのですが、面白いくらいに登れませんでした。。
あひゃひゃ(￣▽￣;)
先週末の幕岩でカチホールドを腕力でひきつけ過ぎたせいでしょうか。。
腕力がないときほど、かえって腕力に頼って自滅。。ヘタレスパイラルの渦中。

身体のフリが全然できず、イレブンクライマーのダンスマスターY君が「なんかへん。。」と下方でぼそりと呟く声が聞こえるも、フレません、踊れません、登れません。。
まぁ、そんな日もあるさね。。。ううう(・＿・。)

Rock&Snow 2007秋号(Vol.37)の中の、新井裕己氏の連載記事「ハードコア人体実験室」で紹介されていたパンプしなくなるサプリとやら(クレアチンエステルだっけ)を試してみたいような気もしますが、自分の場合にはそもそも身体の基礎ができていないのにパンプ知らずでがしがし登ったら、これはちょっと故障するんでは。。と思い直しました。

クレアチンはアミノ酸の一種でFDA認可済みだそうですし、短期的な摂取による副作用の報告はないそうですが、今のところは疲れたときはひたすら寝るに限るということにしておきます。

そういえば、昔、会社で2徹した翌日をちょっぴりお高めのユンケルでなんとか凌いでみたものの、効果が切れた瞬間に強烈な疲労感と眠気に襲われたことがありました。
大地震のあとにしばらくたってからやってくる津波のような感じ。「あ、クスリが切れた～。。」と思った瞬間、ブラックアウト。机に突っ伏して撃沈。以来、元気ドリンコは400円までと心に誓っています。

あと、アトピー全開のときに、痒みに耐え切れずウナコーワクールをがんがん塗りたくったら、腕が冷たくなって感覚がなくなり、慌てたことがありました。うは、右腕だけ死んでる～、と。
一気に多量に使用した自分がバカ者なんですが、有効成分リドカインは局所麻酔剤だそうで。なるほどなー。
市販薬なので通常範囲の使用においては問題ないはずなのに、一気塗りした自分はほんとにバカ。

ステロイドもそうですが、劇的な効果が現れる薬というものは、一歩間違えるとこわいもので。。

眠いとか疲れたとか痛いとか内なるSOSを一時的に黙殺したところで、根本的な改善にはならんのだな。。と実感。(アミノ酸やサプリを摂取して体調を整える、というのはまた話が別。ユンケルはどうなんだろ。。)

で、たいして登ってもいないのにすっかり腕がパンパンで、家に帰った後に先日薬局で購入したインドメタシン配合のクリームを塗ってみました。おお、スーっとする。これアイシング代わりに使えないかな。
というわけで、Webでちょこっとインドメタシンについて調べてみたのですが、うーむ。。

どうもインドメタシンの抗炎症作用は、知覚神経を過敏にするプロスタグランジンの生成を阻害することにあるそうです。我慢できない急激な痛みには有効です。でも、アイシング代わりに安易に多用するのはちょっとまずいよなぁ。。と、ひとり反省。
あと、長期間継続使用すると、筋肉が痩せてしまうとか胃腸障害の原因となったり肝臓や腎臓に影響がでる可能性があるとか。。

おとなしくWeledaのマッサージバームでマッサージしよう。。
有効成分は、一部の市販湿布薬と同じアルニカエキス。民間伝承薬で古くから用いられているものなので、劇的な効果はないけれど副作用の恐れも少ないそうで。

そんなわけで、新井氏ばりのハードコアな人体実験への道のりはかなり険しそうで、ちょいと躊躇。
なにはともあれ、休息にまさる薬なし。