Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by norlys - 2020.01.16,Thu
年末年始はタイのクラビでクライミング。
去年、初めてクラビを訪れてとても楽しく、なにより暑くて(凍傷の後遺症癒えずな)指の冷えを気にすることなく登ることができて嬉しかったので再訪しました。
今年の記録をまとめる前に、まずは去年の記録を思い出しながらメモ。
たぶん。そうしないと色々とごったまぜになってしまいそうなので。
2018/12/28(深夜) 羽田-クラビ(タイ)
Yさんとふたりで28日深夜のLCCで羽田-バンコク-クラビに移動。ドンムアン空港のトランジットで偶然別グループのSさんとRさんにお会いしたので、クラビ空港とタクシーまではご一緒。
クラビの空港に到着したのが深夜だったのでタクシーがなかなか捕まらず、ようやく捕まえたタクシーでアオナン・マオに宿泊。
と。同じ日程でクラビでのクライミング予定のSさんから、今からMさんが向かうよーとのご連絡を頂戴し、Mさんとご対面。Mさんは長年タイで登られている日本の方なのですが、突然顔合わせさせられた感じでお互い「?」な感じではありましたが(多分私だけではなくMさんも)、後々とてもお世話になることになります。
2018/12/29
翌朝、29日の午前中にアオナン・マオのピアからロングテイルボートに乗りライレイ・イーストへ移動。ホテル(アヴィヤニー)にチェックインし、SさんチームのFさんに合流してOne-Two-Threeの岩場を訪れるものの人が多すぎたのでプラナン・ビーチに移動。午後のプランン・ビーチは灼熱でした。
チョークが物理的に有効であることを真に実感すると共に、暑すぎると全身汗びっしょりで、終了点に着いてテンションかけたらハーネスで圧がかかったパンツから汁が出るとは知らなかったwです
2018/12/30
Sさんチームに合流して一日中タイワンド・ウォール。
プラナンビーチの端からエッシャーウォールの入口に上がり、鍾乳洞の洞窟を抜けて懸垂下降(10m弱)でタイワンドウォールへ。
Sさんはもう何十年もクラビを訪れていらっしゃるので、あれがこれがと指し示されるひとつひとつの風景やルートに物語があり歴史がある感じ。ははー。
タイは、実は幼少のみぎりに少しだけ住んでいたので多少馴染みはあるはずなのですが、クラビでのクライミングは初体験なので、ただただ学ばせてもらうほかなりません。
タイワンドウォールでは、10cの淡々と長いルートをOSさせてもらい、TRで11dのルートを遊ばせてもらいました。
帰りはライレイ・ウェスト側に歩いて降りて海でひと泳ぎ。
2018/12/31
午前中はOne-Two-Threeの岩場で朝トレ。
午後は一休みしてからMさんとFさんと3人でSecret Worldへ。
コンパクトな岩場ながらも、縦ホールドやスローパー、ガバどっかぶりと色々な要素が凝縮されていて楽しいエリアでした。
2019/1/1
新年明けましておめでとうございますな元旦は、Sさんチームがトンサイ側のマルチピッチ「Humanality(5P、5.11a)」を登る予定とのことで、チーム外の自分はどうしようかな? と思っていたら、Mさんが一緒に登ればいいじゃーん、とおっしゃってくださったので、Sさんチームの後からくっついてひょっこり。
この時初めてMさんとつるべでロープを結ばせて頂きましたが、なんというか、違和感なさ過ぎて驚きました。慣れている方と登る安心感絶大。
2019/1/2
プラナン・ビーチで一日中のんびり。午後には灼熱になるプラナン・ビーチですが、この後発生する台風1号の影響か、午後もうっすら雲がかかり青空も見えるけれど暑くない、そんな快適な状況でした。
Tales of Power(7a)にはまり、この後ひたすらトライを重ねることになります。
2019/1/3
午前中はプラナン・ビーチで朝練。
午後はトンサイ側のキャットウォールでKing Cat(6c)をOS。Black Cat 1P目(7b)をTRで。
Black Catがとにかく長くて、素晴らしくて。この後の1年間は、このルートを登れるようになることを目標に頑張ってきました(かないませんでしたけど…)。
2019/1/4
クライミング最終日。
台風1号の影響でしとしとと細かい雨が降っていたので朝練はないものかと二度寝したら、なんでこないんですかー?とか、もう登ってますよー?とか、Sさんチームの若者ズに呼び出されましたw
プラナン・ビーチのケイブは雨の影響がないので登れてしまうわけです。
で。Tales of Power(7a)を、この日3便目でRPできました。(涙)
たとえ結果として登れても登れなくても、そこに至る過程として自分自身が頑張ったことには違いないので、それはもうどちらでも良かったのですが、ほんとに最後の最後に登ることができて、本当に嬉しかったです。
当初の予定では1/5の早朝にライレイを出発する予定でしたが、台風の影響等があるかもしれないので、1/4の夕方にホテルを引き上げてアオナン・マオのMさんのアパートにYさんと一緒にお邪魔させていただくことになりました。ありがとうございます。
私と一緒にクラビに来てくれたYさんはタイに到着して間もなく体調を壊してしまいずっとダウン気味で、少し青白い顔をしたYさんの静かで規則的な寝息と屋根を叩く今年一番の台風がもたらす雨音を聞きながら、そうっとなるべく起こさないように、Yさんを中心に自分とMさんで挟む形で、暑く甘い匂いに満ちた異国の土地で、数日前まで全然知らなかった方とビールをすすりながら、人生とは?クライミングとは?ロープクライミングにおけるクライマーとビレイやーとは?などということを、早朝4時に予約した空港行きのタクシーが訪れてクラクションを鳴らすまで、延々とだらりだらりと語りながら時を過ごしたあの空間は、なんで映画化されないのかな?と思うくらい、不思議な感触でした。
なめらかでいて、ざらりとした。暑くてけだるく、やさしくて厳しい。
アジア。的な。
去年、初めてクラビを訪れてとても楽しく、なにより暑くて(凍傷の後遺症癒えずな)指の冷えを気にすることなく登ることができて嬉しかったので再訪しました。
今年の記録をまとめる前に、まずは去年の記録を思い出しながらメモ。
たぶん。そうしないと色々とごったまぜになってしまいそうなので。
2018/12/28(深夜) 羽田-クラビ(タイ)
Yさんとふたりで28日深夜のLCCで羽田-バンコク-クラビに移動。ドンムアン空港のトランジットで偶然別グループのSさんとRさんにお会いしたので、クラビ空港とタクシーまではご一緒。
クラビの空港に到着したのが深夜だったのでタクシーがなかなか捕まらず、ようやく捕まえたタクシーでアオナン・マオに宿泊。
と。同じ日程でクラビでのクライミング予定のSさんから、今からMさんが向かうよーとのご連絡を頂戴し、Mさんとご対面。Mさんは長年タイで登られている日本の方なのですが、突然顔合わせさせられた感じでお互い「?」な感じではありましたが(多分私だけではなくMさんも)、後々とてもお世話になることになります。
2018/12/29
翌朝、29日の午前中にアオナン・マオのピアからロングテイルボートに乗りライレイ・イーストへ移動。ホテル(アヴィヤニー)にチェックインし、SさんチームのFさんに合流してOne-Two-Threeの岩場を訪れるものの人が多すぎたのでプラナン・ビーチに移動。午後のプランン・ビーチは灼熱でした。
チョークが物理的に有効であることを真に実感すると共に、暑すぎると全身汗びっしょりで、終了点に着いてテンションかけたらハーネスで圧がかかったパンツから汁が出るとは知らなかったwです
2018/12/30
Sさんチームに合流して一日中タイワンド・ウォール。
プラナンビーチの端からエッシャーウォールの入口に上がり、鍾乳洞の洞窟を抜けて懸垂下降(10m弱)でタイワンドウォールへ。
Sさんはもう何十年もクラビを訪れていらっしゃるので、あれがこれがと指し示されるひとつひとつの風景やルートに物語があり歴史がある感じ。ははー。
タイは、実は幼少のみぎりに少しだけ住んでいたので多少馴染みはあるはずなのですが、クラビでのクライミングは初体験なので、ただただ学ばせてもらうほかなりません。
タイワンドウォールでは、10cの淡々と長いルートをOSさせてもらい、TRで11dのルートを遊ばせてもらいました。
帰りはライレイ・ウェスト側に歩いて降りて海でひと泳ぎ。
2018/12/31
午前中はOne-Two-Threeの岩場で朝トレ。
午後は一休みしてからMさんとFさんと3人でSecret Worldへ。
コンパクトな岩場ながらも、縦ホールドやスローパー、ガバどっかぶりと色々な要素が凝縮されていて楽しいエリアでした。
2019/1/1
新年明けましておめでとうございますな元旦は、Sさんチームがトンサイ側のマルチピッチ「Humanality(5P、5.11a)」を登る予定とのことで、チーム外の自分はどうしようかな? と思っていたら、Mさんが一緒に登ればいいじゃーん、とおっしゃってくださったので、Sさんチームの後からくっついてひょっこり。
この時初めてMさんとつるべでロープを結ばせて頂きましたが、なんというか、違和感なさ過ぎて驚きました。慣れている方と登る安心感絶大。
2019/1/2
プラナン・ビーチで一日中のんびり。午後には灼熱になるプラナン・ビーチですが、この後発生する台風1号の影響か、午後もうっすら雲がかかり青空も見えるけれど暑くない、そんな快適な状況でした。
Tales of Power(7a)にはまり、この後ひたすらトライを重ねることになります。
2019/1/3
午前中はプラナン・ビーチで朝練。
午後はトンサイ側のキャットウォールでKing Cat(6c)をOS。Black Cat 1P目(7b)をTRで。
Black Catがとにかく長くて、素晴らしくて。この後の1年間は、このルートを登れるようになることを目標に頑張ってきました(かないませんでしたけど…)。
2019/1/4
クライミング最終日。
台風1号の影響でしとしとと細かい雨が降っていたので朝練はないものかと二度寝したら、なんでこないんですかー?とか、もう登ってますよー?とか、Sさんチームの若者ズに呼び出されましたw
プラナン・ビーチのケイブは雨の影響がないので登れてしまうわけです。
で。Tales of Power(7a)を、この日3便目でRPできました。(涙)
たとえ結果として登れても登れなくても、そこに至る過程として自分自身が頑張ったことには違いないので、それはもうどちらでも良かったのですが、ほんとに最後の最後に登ることができて、本当に嬉しかったです。
当初の予定では1/5の早朝にライレイを出発する予定でしたが、台風の影響等があるかもしれないので、1/4の夕方にホテルを引き上げてアオナン・マオのMさんのアパートにYさんと一緒にお邪魔させていただくことになりました。ありがとうございます。
私と一緒にクラビに来てくれたYさんはタイに到着して間もなく体調を壊してしまいずっとダウン気味で、少し青白い顔をしたYさんの静かで規則的な寝息と屋根を叩く今年一番の台風がもたらす雨音を聞きながら、そうっとなるべく起こさないように、Yさんを中心に自分とMさんで挟む形で、暑く甘い匂いに満ちた異国の土地で、数日前まで全然知らなかった方とビールをすすりながら、人生とは?クライミングとは?ロープクライミングにおけるクライマーとビレイやーとは?などということを、早朝4時に予約した空港行きのタクシーが訪れてクラクションを鳴らすまで、延々とだらりだらりと語りながら時を過ごしたあの空間は、なんで映画化されないのかな?と思うくらい、不思議な感触でした。
なめらかでいて、ざらりとした。暑くてけだるく、やさしくて厳しい。
アジア。的な。
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HN:
norlys
性別:
非公開
自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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