先日、どうやら銀座の某レストランの床材に弊社の製品が用いられているらしい、との話を聞き、宣材用の写真を増やすべしと足を運んでみました。
なかなか高級なレストランだそうなので、いつもはジーンズばかりの自分ですが、たまにはスカートとやらを履いてみました。なんだかちょっとコスプレイヤーな気分。なんかちょっと癖になりそう(?
久しぶりに足を運んだ銀座の街は、高級ブランドのビルやテナントが一層ひしめいていて、人出もかなりの賑わい。全体的に一段とネオバブリー化が進んでいるような。。庶民な自分の引け目かもしれないけど。
まぁ、斬新なデザインの建築やディスプレイが多いので、現代アートのインスタレーションとして楽しむ分には面白いです。
で、予約ナシで件のレストランに突撃してみたら、案の定玉砕いたしました。あはは。
本日はご予約の方でいっぱいだそうです。
だから言ったのになぁ。。>社長
幸いにも上の階のカフェが空いているとのご案内。すごすごとそちらに移動。
カフェのインテリアもレストランと同系のインテリアで、やはり社の製品が用いられているそうなので、結果オーライです。
それにしても、さすがは銀座の高級カフェ。コーヒーと軽食を頼んだらおひとりさま軽く3,000円以上吹っ飛びます。ここはいったいどこのオスロ?
いや、お値段相応のサービスと味は保障されていますけど。。
← これが例の床。(これだけでどこのお店かわかったらすごい...)
製品の上からさらにクリアラッカー剤が塗布されているというのは聞いていなかったので、こちらの勝手な予想に反してたいへんツヤツヤしていました。
本来は仕上げ剤いらずの製品なのですが、ここでは木材の色づけと保護を目的として用いられたようです。
自分自身は木材の素朴な質感を残したマットな仕上げが好きですが、ツヤ感たっぷりの床面はモダンでスマートなインテリアにマッチしていて、年代やスタイル不詳という感じで、それはそれで面白いなぁ、と思いました。
木材本来の素朴さや重厚感と、近未来?的で鏡面仕上げのようなツヤ感の類まれなる調和。なんて。
大きな窓から入る陽射しが鋭く床面に反射してして、スポットライトを浴びた舞台のようにも見えたり、夕暮れ時の校舎の廊下のようにも見えたり。
いつの時代でもない、どこの場所でもない-という意味では、まさに現代のTOKYOを象徴するインテリアかも。
なんて偉そうなことを言えるほどにはよくわからんけど。。
ぞれにしても。。。家具も照明もどれも素敵(そしてお高そう)。
また、カトラリーやリネンがすべて自社ブランドで統一されていて、「こ、こっそり持って帰りたい」という邪悪な欲求と一瞬戦ってみたり(さすがに持ち帰ってはいません)。
小半時、滅多に訪れることのないオサレな雰囲気を満喫した後、お会計を済ませて向かったエレベータホールに向かい、合板ちっくな壁材を見て一気に夢から覚めました。
あのカフェの空間を包含して支配していた空気から、突然解放された気分。
合板といっても通常ラインよりは高級な製品を使用しているとは思いますが、残念ながら有する雰囲気が違う。。
最後まで夢を見させてほしかったなと、ちょっとそれだけは残念に思いましたとさ。
自分たちが訪れたのは真昼間でしたが、夜はどんな風に見えるんだろう。。
ちょっと気なりますが、懐事情により再訪の予定は今のところありません。残念ですが。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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