Norlys(ノールリース)-日々のあれこれ
Posted by norlys - 2013.08.28,Wed
先週末は日曜日に用事があり、山(or岩)に行けるのは土曜日のみ。
人工登攀の練習をしよう! ということで、瑞牆方面を予定していたものの、生憎土曜日は雨の予報。ところが、金曜の夕方になってガイダンスがひっそりポジティブな予報に変更。
もしかして…登れるかな? と期待半ば、とはいえ金曜日の夜早くにざんぶりと降ったらしい雨量統計を見て諦め半ば、ダメ元でGo。
天鳥川南沢方面の下の駐車場に到着するとクライマーは誰もおらず。そらそうだよねぇ…幸い薄曇りで雨は降っていないけれど、道路も未だしっとりだし。と、準備を進めている間にクライマーさんがちらほらと通過。
とりあえずしっとり濡れた山道をのんびりと歩いて岩場へ向う。この道は通称パノラマコースと呼ばれる瑞牆山へのマイナールート(入口にはこのルートは崩壊しているので危険とかなんとか書かれた標識あり)。
かつて、カンマンボロンの開拓にお邪魔した際に一度訪れたことがあり、うっすらとした記憶を手繰るように歩く。随所にすずらんテープがあり、踏み跡も明瞭。南沢沿いにトラバース気味に高度を上げ、涸沢を横断すると木々の間に大ハングが見えてくる。急登をぽくぽく登ると岩場の基部にぶつかり、ここで山道沿いに右に曲がるとほどなく大洞窟下に到着。
本来の中央洞窟ルート1P目直下にいったん荷物をデポし、カンマンボロンの新エリアをのんびり見学(などしていたせいで下山がバタバタとなる(笑))。
以前「ユージさんが開拓したんだよ~」と教えてもらったTriple P(3P、5.14a)のラインは、のっぺりとした垂壁でいったいどこをどうやって登るのか皆目見当がつかなったけれど、今ならもう少しラインを見出せるかなぁなんて…と期待したけれど、やっぱり無理だった。世界レベルは世界が違う。
再び取付きに戻り登攀準備。カンマンボロンの新エリアは軒並みしっとりシケシケびしゃびしゃだったけれど、大ハング下は頭上遥か上に大きな張り出しがあるおかげか案外乾いていました(大ハングからは水がぽつりぽつりと滴っていたけど影響なし)。
中央洞窟のルートは通常ならば目の前の草の生えたルンゼから登りだすところなのだけど、いかんせんぴっしょり濡れた草がぼーぼーでワイルド過ぎる印象だったので、左側の鎌形ハングルート右から登ることに。
取付きから左に岩の隙間を抜けると、いわゆる「カンマンボロン」と刻まれた場所。(雨垂れによる浸食または自然の風化という説が濃厚。いずれにしても自然の妙。「カンマンボロン」とは梵字で大日如来(不道明王)のこと、だそう。
この浸食跡の左側のルンゼとさらに左のおそらく鎌形ハングに続く壁に新旧様々なリングピンやハーケン類が随所に散見。ここから登って右側にある中央洞窟ルートのルンゼの終わりに合流しよう、ということに。
1P目、リード
傾斜はないし、岩も結構乾いていて快適…かと思ったら一部ザラザラと風化していて不意にスリップしそうで怖い。5mほどの高さにある小ピナクルもパカパカと乾いた音がしてメンタルグレード高し(ヘタレ)。
小ピナクルから左の岩の下のガレ場をくぐるとひっそりとボロボロの終了点がひとつ。ここでピッチを切るか、もう少し伸ばすかをしばし逡巡し、残りロープの長さから考えてちょうど上の終了点まで行けそうだったので継続。
正面の垂壁からカンテ、すっぱり切れ落ちた右壁との隙間を突いて燕のフンまみれの小さな穴に身を潜めてカム4つでビレイ。中間部のボロボロの終了点から先は多分人工で登られたらしく古い残置が随所にベタ打ち(これはフットホールド用なんだろうな、というピトンとか、ホールド代わりのお助け紐なんだろうなというピトン+スリングとか)。古いアルパインの岩場に見られる「このルートは登られている/いたな」感があるとはいえ、一体いつの時代の残置なのだろう…。
下部は5.7、上部は5.8か9くらい(個人的感想)。
そんなつもりもなく50mロープでほぼいっぱいまで伸ばしたため、最後はカムもスリングも弾切れになりかけて焦りました。
あと、リスにボールナッツ(赤)がボンバーに効き、ボールナッツをきめたのは初めてだったので、効くんだな~と。
正直、この1P目で自分としてはメンタル終了。長時間のビレイ、すみませんでした。
ビレイ点の小さな穴の脇に、古いリングピンとボルトと色褪せたスリングが1本残された終了点があり、捨て縄を掛け替えて、15mほど懸垂下降。本来の中央洞窟ルート2P目の終了点へ合流。体重をかけるとやや浅打ちのボルトが、きしっとしなる感じがして怖かった。ワイルド。
2P目、フォロー
実際には中央洞窟ルート3P目。2mばかり階段状の岩場を上がり、右に1mほどトラバース。「なんだこれ砂だっ!」というまに氏の声を聞いていたので覚悟はしていたけれど、洞窟周囲は本当に砂でした。洞窟の始まりのチムニーの奥は苔コケでモイスティー。眼下は草ボーボーだし、さっきまでいたのは燕のフンまみれの小さい穴倉だしで、ワイルド。
砂地の右壁は岩が硬くガバカチを繋いで一段上にあがり、苔コケの洞窟内へ。苔まみれの洞窟内から巨大なチョックストーンを裏側から攀じ登り終了。チョックストーンは燕のフンまみれ。ワイルド。
3P目、リード
本来は中央洞窟ルート4P目。しまった、このピッチをフォローするつもりだったのに…と、ちょっと後悔(同時に面白そう…ともw すみません)。
最初に右側から直上しようとして手が悪く、戻ろうとしたときに最後の足が燕のフンか苔に滑ってつるりん。まぁあと一歩でスタートに戻るところだったので結果は同じなんだけど。
仕切り直しで苔まみれの左側から上へ。残置はいずれも古くてカビカビorサビサビ。出だしはフリーで頑張ったものの、苔ヌルの悪いガストンが保持れそうになく、あっさり人工に切り替え。後で記録を読み直すとフリーで登っている方が多く、自分の弱さにちょっと幻滅。まぁもともと人工登攀の練習のために訪れたルートなのだから、それはそれでよしということで。
技術書で得た知識しか持ち合わせていないあぶみの操作を実地で体験することができ新鮮な感覚。もたもたと時間をかけながら(すみませんすみません…)洞窟の上の光の指す方向を目指してえっちらおっちら。
それまでふんだんにあった残置がなくなると、大ハング下の右壁にスメアが効き、高度感を満喫しながらフリーに切り替えて洞窟の外に。一段上にあがったところにリングボルト2つの終了点があったことに気付かず、細い灌木とハーケンとカムで終了点を作成。基本的にトラバースなので、リードもフォローも怖さは同じ。
ボルトラダー脇にある燕の巣から飛び出した燕たちにキーキーと鳴かれながら、大ハングの庇に続くボルトラダーを横目にして、あれを登るのはフリークライミングとは別の競技かなぁ…でも最初にボルトを打った人は大変だったろうなぁ…と思ったり。
4P目、フォロー
大股開きのチムニーから、垂壁のボルトラダー、ザレたルンゼと、色々な要素がぎゅっと詰まったルート。洞窟から解放されて外の風景を楽しめるのもうれしい。フリーから人工、人工からフリーへの切り替えがいかんせん不慣れなので、勉強になりました。
ボルトラダー箇所は所々濡れているところもあったけれど、そもそも人工なので影響なし。ただ、大雨の中だったらこのピッチは無理だったかも。
5P目、リード
目の前のルンゼは黒々と水が滴っていたので、右側の岩を1mほど登り、あとは木登りで岩峰の稜線へ到着。目の前に十一面正面壁がどん、と登場。大面岩も初めて間近に拝見。大面岩に面白そうなクラックがあり、残置ロープがあるのが見えたけれど、あれはどのルートだろう…。
十一面とカンマンボロンはアプローチが全然異なるけれど、谷間を挟んでお向かいなんだよなぁ…と改めて思う(十一面からカンマンボロンを見る時も同じことを思う)。
気付けば陽が傾き始めた頃で、十一面方面にはすでに人の姿はなく。
残置のフィックスロープを用いて、登ってきたのとは反対側の大面岩方面に懸垂し、あとは大きなルンゼ内部を50mロープ1本の折り返しの懸垂を2回。顕著な踏み跡を辿ってジグザグ降りると、すぐに山道に合流。すでに薄暗くなり始めた山道を、岩場の基部を回り込むように辿ってデポ地点へ。
ヘッデンを用意して、大急ぎで荷物を片付けて、すっかり暗くなった中を駐車場まで帰還。
結局雨に降られることなく、前日の雨の影響もそれほどなく(シケシケ苔コケなのは季節柄やむを得ずな感じもあり)、初めて人工登攀を交えたルートを登ることができて楽しかったです。
人工を交えずきちんとフリーで登れるように、もっと強くなりたいという思いを改めて強く持つと同時に、全体の中で1、2ピッチだけ極端に悪いパートがある場合にそこを人工で越えるという方法に初めてトライして、なるほどこういうものかな…と、感触が分かったことが収穫でした。ありがとうございます。
追記:拝見した記録の中に「先行パーティがいる場合には登らないだろう」という文章があったとおり、なるほど各所ザレザレに風化していてビレイ中に小石がピシパシ落下。当然だけど要ヘルメット。ビレイ点は概ね流路を避けた場所に設置されているのに、3P目の終了点を一段低い場所に設けたため、小石やら枝やらが降り注いできました。
小石だけならまだしも、いずれざっくり崩壊しそうな箇所もありそうな気がするので、確かに先行パーティがいる場合、直後を登るのはあまり…という印象です。
人工登攀の練習をしよう! ということで、瑞牆方面を予定していたものの、生憎土曜日は雨の予報。ところが、金曜の夕方になってガイダンスがひっそりポジティブな予報に変更。
もしかして…登れるかな? と期待半ば、とはいえ金曜日の夜早くにざんぶりと降ったらしい雨量統計を見て諦め半ば、ダメ元でGo。
天鳥川南沢方面の下の駐車場に到着するとクライマーは誰もおらず。そらそうだよねぇ…幸い薄曇りで雨は降っていないけれど、道路も未だしっとりだし。と、準備を進めている間にクライマーさんがちらほらと通過。
とりあえずしっとり濡れた山道をのんびりと歩いて岩場へ向う。この道は通称パノラマコースと呼ばれる瑞牆山へのマイナールート(入口にはこのルートは崩壊しているので危険とかなんとか書かれた標識あり)。
かつて、カンマンボロンの開拓にお邪魔した際に一度訪れたことがあり、うっすらとした記憶を手繰るように歩く。随所にすずらんテープがあり、踏み跡も明瞭。南沢沿いにトラバース気味に高度を上げ、涸沢を横断すると木々の間に大ハングが見えてくる。急登をぽくぽく登ると岩場の基部にぶつかり、ここで山道沿いに右に曲がるとほどなく大洞窟下に到着。
本来の中央洞窟ルート1P目直下にいったん荷物をデポし、カンマンボロンの新エリアをのんびり見学(などしていたせいで下山がバタバタとなる(笑))。
以前「ユージさんが開拓したんだよ~」と教えてもらったTriple P(3P、5.14a)のラインは、のっぺりとした垂壁でいったいどこをどうやって登るのか皆目見当がつかなったけれど、今ならもう少しラインを見出せるかなぁなんて…と期待したけれど、やっぱり無理だった。世界レベルは世界が違う。
再び取付きに戻り登攀準備。カンマンボロンの新エリアは軒並みしっとりシケシケびしゃびしゃだったけれど、大ハング下は頭上遥か上に大きな張り出しがあるおかげか案外乾いていました(大ハングからは水がぽつりぽつりと滴っていたけど影響なし)。
中央洞窟のルートは通常ならば目の前の草の生えたルンゼから登りだすところなのだけど、いかんせんぴっしょり濡れた草がぼーぼーでワイルド過ぎる印象だったので、左側の鎌形ハングルート右から登ることに。
取付きから左に岩の隙間を抜けると、いわゆる「カンマンボロン」と刻まれた場所。(雨垂れによる浸食または自然の風化という説が濃厚。いずれにしても自然の妙。「カンマンボロン」とは梵字で大日如来(不道明王)のこと、だそう。
この浸食跡の左側のルンゼとさらに左のおそらく鎌形ハングに続く壁に新旧様々なリングピンやハーケン類が随所に散見。ここから登って右側にある中央洞窟ルートのルンゼの終わりに合流しよう、ということに。
1P目、リード
傾斜はないし、岩も結構乾いていて快適…かと思ったら一部ザラザラと風化していて不意にスリップしそうで怖い。5mほどの高さにある小ピナクルもパカパカと乾いた音がしてメンタルグレード高し(ヘタレ)。
小ピナクルから左の岩の下のガレ場をくぐるとひっそりとボロボロの終了点がひとつ。ここでピッチを切るか、もう少し伸ばすかをしばし逡巡し、残りロープの長さから考えてちょうど上の終了点まで行けそうだったので継続。
正面の垂壁からカンテ、すっぱり切れ落ちた右壁との隙間を突いて燕のフンまみれの小さな穴に身を潜めてカム4つでビレイ。中間部のボロボロの終了点から先は多分人工で登られたらしく古い残置が随所にベタ打ち(これはフットホールド用なんだろうな、というピトンとか、ホールド代わりのお助け紐なんだろうなというピトン+スリングとか)。古いアルパインの岩場に見られる「このルートは登られている/いたな」感があるとはいえ、一体いつの時代の残置なのだろう…。
下部は5.7、上部は5.8か9くらい(個人的感想)。
そんなつもりもなく50mロープでほぼいっぱいまで伸ばしたため、最後はカムもスリングも弾切れになりかけて焦りました。
あと、リスにボールナッツ(赤)がボンバーに効き、ボールナッツをきめたのは初めてだったので、効くんだな~と。
正直、この1P目で自分としてはメンタル終了。長時間のビレイ、すみませんでした。
ビレイ点の小さな穴の脇に、古いリングピンとボルトと色褪せたスリングが1本残された終了点があり、捨て縄を掛け替えて、15mほど懸垂下降。本来の中央洞窟ルート2P目の終了点へ合流。体重をかけるとやや浅打ちのボルトが、きしっとしなる感じがして怖かった。ワイルド。
2P目、フォロー
実際には中央洞窟ルート3P目。2mばかり階段状の岩場を上がり、右に1mほどトラバース。「なんだこれ砂だっ!」というまに氏の声を聞いていたので覚悟はしていたけれど、洞窟周囲は本当に砂でした。洞窟の始まりのチムニーの奥は苔コケでモイスティー。眼下は草ボーボーだし、さっきまでいたのは燕のフンまみれの小さい穴倉だしで、ワイルド。
砂地の右壁は岩が硬くガバカチを繋いで一段上にあがり、苔コケの洞窟内へ。苔まみれの洞窟内から巨大なチョックストーンを裏側から攀じ登り終了。チョックストーンは燕のフンまみれ。ワイルド。
3P目、リード
本来は中央洞窟ルート4P目。しまった、このピッチをフォローするつもりだったのに…と、ちょっと後悔(同時に面白そう…ともw すみません)。
最初に右側から直上しようとして手が悪く、戻ろうとしたときに最後の足が燕のフンか苔に滑ってつるりん。まぁあと一歩でスタートに戻るところだったので結果は同じなんだけど。
仕切り直しで苔まみれの左側から上へ。残置はいずれも古くてカビカビorサビサビ。出だしはフリーで頑張ったものの、苔ヌルの悪いガストンが保持れそうになく、あっさり人工に切り替え。後で記録を読み直すとフリーで登っている方が多く、自分の弱さにちょっと幻滅。まぁもともと人工登攀の練習のために訪れたルートなのだから、それはそれでよしということで。
技術書で得た知識しか持ち合わせていないあぶみの操作を実地で体験することができ新鮮な感覚。もたもたと時間をかけながら(すみませんすみません…)洞窟の上の光の指す方向を目指してえっちらおっちら。
それまでふんだんにあった残置がなくなると、大ハング下の右壁にスメアが効き、高度感を満喫しながらフリーに切り替えて洞窟の外に。一段上にあがったところにリングボルト2つの終了点があったことに気付かず、細い灌木とハーケンとカムで終了点を作成。基本的にトラバースなので、リードもフォローも怖さは同じ。
ボルトラダー脇にある燕の巣から飛び出した燕たちにキーキーと鳴かれながら、大ハングの庇に続くボルトラダーを横目にして、あれを登るのはフリークライミングとは別の競技かなぁ…でも最初にボルトを打った人は大変だったろうなぁ…と思ったり。
4P目、フォロー
大股開きのチムニーから、垂壁のボルトラダー、ザレたルンゼと、色々な要素がぎゅっと詰まったルート。洞窟から解放されて外の風景を楽しめるのもうれしい。フリーから人工、人工からフリーへの切り替えがいかんせん不慣れなので、勉強になりました。
ボルトラダー箇所は所々濡れているところもあったけれど、そもそも人工なので影響なし。ただ、大雨の中だったらこのピッチは無理だったかも。
5P目、リード
目の前のルンゼは黒々と水が滴っていたので、右側の岩を1mほど登り、あとは木登りで岩峰の稜線へ到着。目の前に十一面正面壁がどん、と登場。大面岩も初めて間近に拝見。大面岩に面白そうなクラックがあり、残置ロープがあるのが見えたけれど、あれはどのルートだろう…。
十一面とカンマンボロンはアプローチが全然異なるけれど、谷間を挟んでお向かいなんだよなぁ…と改めて思う(十一面からカンマンボロンを見る時も同じことを思う)。
気付けば陽が傾き始めた頃で、十一面方面にはすでに人の姿はなく。
残置のフィックスロープを用いて、登ってきたのとは反対側の大面岩方面に懸垂し、あとは大きなルンゼ内部を50mロープ1本の折り返しの懸垂を2回。顕著な踏み跡を辿ってジグザグ降りると、すぐに山道に合流。すでに薄暗くなり始めた山道を、岩場の基部を回り込むように辿ってデポ地点へ。
ヘッデンを用意して、大急ぎで荷物を片付けて、すっかり暗くなった中を駐車場まで帰還。
結局雨に降られることなく、前日の雨の影響もそれほどなく(シケシケ苔コケなのは季節柄やむを得ずな感じもあり)、初めて人工登攀を交えたルートを登ることができて楽しかったです。
人工を交えずきちんとフリーで登れるように、もっと強くなりたいという思いを改めて強く持つと同時に、全体の中で1、2ピッチだけ極端に悪いパートがある場合にそこを人工で越えるという方法に初めてトライして、なるほどこういうものかな…と、感触が分かったことが収穫でした。ありがとうございます。
追記:拝見した記録の中に「先行パーティがいる場合には登らないだろう」という文章があったとおり、なるほど各所ザレザレに風化していてビレイ中に小石がピシパシ落下。当然だけど要ヘルメット。ビレイ点は概ね流路を避けた場所に設置されているのに、3P目の終了点を一段低い場所に設けたため、小石やら枝やらが降り注いできました。
小石だけならまだしも、いずれざっくり崩壊しそうな箇所もありそうな気がするので、確かに先行パーティがいる場合、直後を登るのはあまり…という印象です。
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Profile
HN:
norlys
性別:
非公開
自己紹介:
Norlys(ノールリース)。極光、いわゆるオーロラ。雪の降る季節と雪の降る景色がすき。趣味は編み物。週末は山を散策。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
色々と気になることをメモしたり、グダグダ書いてみたり。山の記録はなるべく参考になりそうなことを…と思いながらも思いついたままに垂れ流し。。
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